キャンパスで全裸…大正大「55歳講師」が犯した“タブー”

東京・豊島区の大正大で全裸になった男性講師(55)には何だか哀れを催す。

 騒動のあらましはこうだ。

 非常勤で、パソコンをまじめに教えていたという男性講師は独身で、半年ほど前から、34歳年下の同大の女子学生(21)と交際し、彼女の両親の同意を得て同棲していた。それだけ聞くとうらやましいが、女子学生は情緒不安定だったらしい。

 8日午後3時ごろ、同大キャンパスの建物間の通路で女子学生と口論になり、「私に信じてほしいなら、ここで裸になって」と“ムチャブリ”され、それに応じて素っ裸に。脱いだ服をどういうわけか女性学生に持ち去られ、ひとり取り残された男性講師は学生にヌード姿を目撃されてしまった。で、辞職する羽目に。55歳、あまりにミジメだ。

 男性講師は「(女子学生は)感情が高まると突発的にどんな行動を取るか分からず、彼女の言う通りにしないと収まらないことを経験的に知っており、その言葉に従ってしまった」と話しているというが、従ったことが大きな間違いだったようだ。

「情緒が不安定で、理不尽な要求をする女性はいますが、本当に『裸になって』ほしいわけじゃありません。相手に奇行をさせ、仲間をつくることで『私はおかしくない』という安心感を得たいだけなのです」(心理学博士の鈴木丈織氏)

 若い女にモテたいからと妙な“ナイト精神”を発揮しても、ロクなことはない。

レッドストーン RMT